「超常現象」を本気で科学する/石川幹人
2017/09/03
若干オカルト感ただようタイトルだが、著者は明治大学情報コミュニケーション学部の教授。
六大学でこのようなジャンルの研究室が存在する事に驚いた。
もう不思議な世界は怪しむ時代ではなく解明する時代になっているんじゃないか。
超常現象とは幽霊、テレパシー、予知などをいうが、これらの存在を解明するという事は現在できていない。また、あるのかないのか?という判断になると肯定派と否定派で堂々巡りな論争になる。
あるとしたら役に立つのか?という視点からこの新しい科学をしていくといった内容。
これから科学が発達して(追いついて?)より多くの事が科学という枠の中で説明できると怪しさからも解放されるんだろうなぁと思う。
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本書もくじ
序章:なぜ超常現象を科学するのか
第一章:幽霊が見えた?
第二章:迷信とお守りの誤解と詐術
第三章:夢と幽体離脱
第四章:超能力と夢の中の世界
第五章:それは誰のしわざか
第六章:未来がわかるとはどういうことか
第七章:「無意識」の大きな可能性
第八章:幽霊体験の社会化
終章:解体される超常現象