「脳の疲れ」がとれる生活術/有田秀穂
2017/09/04
著者の有田先生は大脳生理学の専門で癒しのホルモンであるオキシトシンやストレス緩和のホルモンであるセロトニンの研究で有名な先生。
うつ状態になるときは脳の中のセロトニンが足りなくなっている。かといって簡単に薬を飲んで増やせるかと言えばそうではない(増えないという事ではないがコントロールが難しい)
また喜びのホルモンであるドーパミンとセロトニンとの違いを知っておかないとドーパミンの喜びで日々を過ごすのは危険!なぜなら・・・は本を読んで(^^)
体内でセロトニンが生成されるタイミング、循環は生活にとても即していて昔から言われる朝日を浴びて、適度な運動をして・・・が科学的に理にかなっている事がわかる。
夜寝る時に脳内にでるメラトニン。これも朝のセロトニンと関係があるから夜寝られない~~!と言う人も大事なのは朝の時間帯。
複雑な脳の中の仕組みを科学的な裏付けでその一歩を読むことができる一冊だった。
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本書もくじ
第一章:いま、脳の疲れがとれない人が増えている
第二章:いい睡眠で脳の疲れをすっきり解消する
第三章:心が安らぎ、幸せな気分になれる「オキシトシン」
第四章:人間らしい脳をフルに働かせる方法
第五章:心の疲れをとり、「幸せ脳」をつくる生活