空気が読める人の話し方読めない人の話し方【八坂裕子】
この本を手にとる時、私は勝手に自分の判断で空気が読めない人が読めるようになるにはどのような工夫が必要なのか?がわかるヒントを得られるのではないか?と思い手にとった。
本書の中では数多くの空気が読めない人の事例が出ており、そういうひとの話し方の特徴、そういう人への対応の仕方、そしてどうすれば空気が読めないという状況を作らずに済むのか?という順番で話が一つ完結する。
一番知りたかったのはこの最後の部分で「そんなあなたへのアドバイス」として書かれている部分。しかしその内容は本来の解決策にはなっておらず思わず「それができないから困ってるのでは?」と突っ込みたくなるような内容だった。ざっくり言えば怒りやすい人に「怒らないようにするべきである」、気づかない人に「そこに気づくべきである」と言っているような感じ。そりゃそうだ。
残念ながらこの本を読んでも空気が読めない人が空気を読めるようになるとは思えない。
目次
第一章:「この人、空気読めてない・・・」とバレるトンチンカンぶり
第二章:「空気を読む人」がリスペクトされる理由
第三章:「空気が読めない人」から「空気が読める人」へ進化する