足うら重心は幸せの法則/佐藤眞志
2017/09/03
1990年代から気功の研究にいそしんだ方。色々な大学や企業とも気功に関する共同研究をされてきたようです。
気功というと鍛錬を積んでできるようになるイメージがありますが、この著者が言うところの気功はもっともっと簡易的にできるものでキャッチコピーも「いつでも、どこでも、だれでもできる」といったものです。
そんな簡単にできるなんて怪しいんじゃないの??と思う方もいるかも知れませんが、きっとそれは気功というのは長年の鍛錬を積まなければできないものだと思い込んでいるからなのでしょう。
私自身も「気」というのが何なのかはわからないし、外的な物理エネルギーがあるとは思っていないのですが、世の中で「気」と呼ばれているものはこういうことなんだろうなぁ~という漠然とした考えはあり、そんなに難しいものではなくまさに「気の持ちよう」くらいでも良いと思います。
「気」に関しての科学的な解明は別としてここでのSATOメソッドと呼ばれる簡易的にだれでもできる気功は本書の中でかいつまんで3~5ページでそのすべてが書かれています(笑)キャッチコピーにあるようにあまりに簡単なので説明ともなるとこうなってしまうんでしょうね。あ、こう書くと立ち読みで十分なんて・・・
本書の多くは体験記のような気がします。SATOメソッドができた経緯~やり方、自己トレーニングの仕方、こういうことに良い影響があった(効果があったというと表現上良くないかも)ということがたくさん書いてあります。
ちょっと気になったのはちょこちょこ出てくるSATOメソッドを5回受けると自分もできるようになる的な表現。何かパワーを与えるといった広告的な意味合いがあるのだろうか。
本当に簡単なので興味のある方は本書を一読して見てはいかがでしょうか?
本書もくじ
プロローグ:いますぐ分かる「SATOメソッド」の基礎知識
第一章:だれでも簡単にできる「気の重心」移動
第二章:「足裏うら重心」健康法で人生を輝かせよう
第三章:心・体・魂の悩みから解放される
第四章:米国ボストン「癒しの旅」レポート
第五章:体験記:運命を好転させた人たち
第六章:おさらいQ&A