宇宙 地球 生命 脳/立花隆
2017/09/04
題名があまりにはっきりしすぎて、ざっくりとしすぎて、範囲が広すぎて・・・
この4つの主だったタイトルについて本書発行の2003年近辺での最先端な情報をその物語と共に語られている。
宇宙については観測のための衛星、観測が困難だった経緯、これからの展望。
地球についてはマントルに向かっての構造とそこからわかる歴史、宇宙の中に存在する地球という惑星の実態。
生命については細胞レベルでの研究によってどのような発生からこの大きなヒトという状態で生存し代々子孫を作ってこれたのか。
脳についても巨大な神経のネットワークからつくりだされる世界をコンピュータでシュミレーションしどこまで人工的に再現できるか。
これら以外にも多くの物語があるが中には少し難しいもしくは読む人にとって退屈な内容があることも覚悟したい。
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本書もくじ
Ⅰ:声明をリアルに「瞬間」でとらえる
Ⅱ:「時計」のないコンピュータをつくる
Ⅲ:宇宙の素顔をX線でのぞく
Ⅳ:重力波をつかまえる
Ⅴ:劇的な太陽の素顔に迫る
Ⅵ:地球磁気圏の尻尾を探る
Ⅶ:地球の歴史を解読する
Ⅷ:「進化」を実験室で確かめる
Ⅸ:生物の形造りの正体に迫る
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