どんな手段を使っても病気を治す/前山和宏
2017/09/04
なんだか過激な題名(笑)副題に「患者も医者もあきらめない!!」とある。
前山先生は癌の患者さんを扱うメディア―トクリニックの院長。この著書を書いている時点では虎の門の前山クリニック院長となっている。
西洋医学による癌治療には未だ限界があり治癒率も劇的に高いわけではない。
しかし、癌を専門とする西洋医学の病院では多くが三大治療1.外科的手術2.抗がん剤3.放射線照射 でもって治療しそれ以上は緩和ケアとなる。
ここで前山先生の提案は現在の所科学的な裏付けをもったデータ、立証はないけれど古来からある伝承医学、代替医療と呼ばれるものも大いに使っていったら良いのではないか!?
という事。
患者からすれば本のタイトルではないが、なんでもいいから治してほしい!が本音だと思う。
また西洋医学が全てという事でもなく代替医療の可能性は大いに期待ができる。ただ、やみくもに使っていっては世のイメージにある懐疑的な見解を払拭できないのでこのようなクリニックでジャンルを分け隔てなく利用して患者が元気に生きていけるという事を目標にすることがこれからの医療には必須であろうと思う。
スポンサーリンク
本書もくじ
第一章:科学的「病は気から」の話
第二章:これでいいのか日本の医療!!
第三章:これからの医療を考える
第四章:「前山クリニック・虎の門」の治療
第五章:治療の実例