1年後に夢をかなえる読書術/間川清
2017/08/20
著者は雇われから独立し自らの事務所を経営する弁護士。
読み始めの内容が独立して間もなく客が全然来ない状態だったところに広告の本を読んでその通りに広告を打ったら客が来るようになって売り上げがあがった!というものだったので、えっ!こんなんで本になるのか??と目を疑った(苦笑)しかも1400円の本で7000万円の売り上げになったって、そりゃぁ~弁護士という職業だからこその効果じゃないの?と、読み始め早々に残念な本の影が現れた。
著者は読書好きで色々な本に恩恵をうけているようでこんな本を読んだらこういうことができた、こんな困った時にはこんな本で解決できたといった経験が数多く書かれている。
そしてその重要性は読んで自分で実行することにあるのだと結論づけている。
本の帯に書いてある「同じ本を読んでいるのになぜ、彼と僕とではこんなに差がつくのだろう?」の答えですね。
でも、それってあたりまえじゃない?(笑)本、特に自己啓発的な本はある意味そういうために書かれているわけで読む側もそれを期待して購入しているわけだから。
私自身も多くの本を読んでいるつもりですが世の中にはこんなもんじゃない数の本を読んでいる人は星の数ほどいるはず。それは色々な本を読む事によってあらゆる人の考え方の違い、共感などが得られさらにその中から自分の仕事に活きる行動をおこし結果が出てきた時には読んだ本のありがたみが感じられるのだろう。
そして欲深い人間ゆえもっと良い情報があるのではないか?と本をあさる。その時理性をある程度麻痺させている「ほろ酔い」の状態が直感で自分が求めている本に出会えるというのが著者の意見。これはちょっと面白いので今度やってみようかと思った。
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本書もくじ
第一章:私が1400円の本で7000万円の売り上げを上げることができた理由
第二章:本を読むと成功できる6つの理由
理由1:失敗することができるから
理由2:本は公に許された唯一のカンニングペーパー
理由3:本を読む人が少ないので成功する確率は高い!
理由4:コストパフォーマンスがズバ抜けて良い
理由5:人生に起きる問題はみんなだいたい同じ
理由6:本は面白くてたまらないから
第三章:ホロ酔いで本屋へ行け!
ステップ1:本で得たい成功を明確にする
ステップ2:大量のブックシャワーを浴びる
ステップ3:フィルターで秀逸な本を濾しとる
ステップ4:直観力を利用する
第四章:本を行動に変えて成功するための技術
本を行動に変える技術ー心構え編
本を行動に変える技術ー実践篇
第五章:本からの学びをより効果的にするために知っておくべきこと