超訳 君主論/許成準
2017/08/21
自己啓発系の本で孫子の兵法や五輪書など東洋のリーダーに学ぶべきもの的な内容はとても多いのに「マキャベリ」というヨーロッパの君主を元にしたものは私にとってはとても新鮮で珍しいものだった。
その内容は大枠で捉えれば前出の東洋のリーダーが言う内容とも重複しており戒めるべきこと、部下に対して示していく事、リーダーとして行動していくに必要な心もちは同じである。
しかし、ところどころに西洋ではリーダーシップの取り方にこんな考え方もあるんだ!という気付きが得られたのがこの君主論である。
この「違い」の部分だけ拾い上げいわゆる「勘違い」野郎にならないよう注意したい(苦笑)
その内容は場合によってはそれは日本では通用しないだろうと思われる事や習慣の違いによって受け入れられる場合とそうでない場合があるだろう事は容易に想像できる。でもそう言った考え方もあるという事を知っていてやらないのと知らないのとでは将来的に大きな差になるだろうと思った。
しばらくしたらもう一度読み返してみようと思う。
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本書もくじ
1章:リーダーは道徳に縛られてはいけない。
2章:尊敬されるリーダー、軽蔑されるリーダー
3章:他人に依存すれば必ず滅びる
4章:こうすれば権力を維持できる
5章:リーダーは二面性を使い分けよ
6章:未来に備えることがリーダーの務めである
7章:部下をうまく使う盤石の組織運営
8章:有益な敵がいれば外となる見方もいる
9章:リーダーは野望を持ち、大胆に行動すべし
10章:運命に流されず人生の勝者となれ