成功の9ステップ【ジェームス・スキナー】
2018/11/18
自己啓発本としてはあまりにも有名な1冊ではないだろうか?「自己啓発」という言葉を聞くとなにやら怪しいものという印象を持つ人も多いかも知れない。確かに一時期自己啓発セミナーという名でぼったくりや洗脳など良くないイメージが世の中に定着してしまった時期があったように思え、その影響がいまだに残っているのかも知れない。
自己啓発とはその名の通り自分自身を成長させるという事でありその行く先が仕事であろうと人間関係であろうと目的は人それぞれ。本書は基本的にビジネス本なので仕事上の「成功」を目標として自分自身にどのような鍛錬が必要なのか?どういった心構え、行動が必要なのか?を学んでいくための1冊である。
分厚い本と言う印象があるが語り口調がとてもやわらかでとても読みやすい。日常にあふれるたとえ話も多くの人に共感を得られるのではないだろうか?それだけにここまで人気が出たのだと思う。
どんな本でも同じだが自己啓発の本を読破すれば全ての人が成功するわけではない。この本でも口すっぱく言われているが「行動」しなければ始まらない。そしてやると決めたら「すぐに」だ。
目次を読んで少しでも興味を持ったら「すぐに」この本を読む事を決断し行動する。こういった感情・行動の癖の一つ一つの積み重ねが大切であることが本書でも伝えられている。そう思った方は是非読んでみていただきたい。特に独立をするなどの目標がなくても明日からの仕事に元気が出る言葉がたくさん込められている。
目次
第一部:成功への道
第二部:四つの基礎
STEP1:心を決める(決断)
STEP2:成功者のパターンを学ぶ(学習)
STEP3:無限健康を手に入れる(健康)
STEP4:自分の感情をコントロールする(感情)
第三部:成功のサイクル
STEP5:望む結果を明確にする(目的)
STEP6:時間を管理する(計画)
STEP7:思い切った行動を取る(行動)
STEP8:アプローチを改善させる(改善)
第四部:リーダーシップのテコ効果
STEP9:他の人を自分の夢に参加させる(リーダーシップ)
第五部:実行に移す