99.9%は仮説/竹内薫
2017/09/03
我々の持っている固定観念というものがどれほど日常生活に影響しているのかをとてもわかりやすい例と共に教えてくれている。
小学校・中学校・・・と科学として習ってきたものというのはある意味「これはそういうものです」と教え込まれているという取り方もできる。その弊害というか凝り固まった考えというのが実は世の中にはたくさんある。
この世(?)の全部を「真理」とするなら科学という枠の中で証明されているものなんかは微々たるものでさらに科学的に・・・なんて言われている事も実は仮説であって証明されているわけではないがそれでまかり通ってしまっているという事もたくさんある。
そんな事例を見ながら世の中の構成を考えるのはとても面白い。
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本書もくじ
第一章:世界は仮説で出来ている
第二章:自分の頭のなかの仮説に気づく
第三章:仮説は一八〇度くつがえる
第四章:仮説と心理は切ない関係
第五章:「大仮説」はありえる世界
第六章:仮説を外して考える
第七章:相対的にものごとをみる