脳と即興性/山下洋輔・茂木健一郎
2017/09/03
偉才なジャズピアニストである山下洋輔さんと脳科学者、茂木健一郎さんとの対談形式による共著書。
芸術としての音楽活動を脳科学的な立場から考えたり山下さんのジャズピアニストの偉才さ具合というのが人の成長、子供の成長にどのような影響があっての結果なのかなどが語られあっている。
芸術というのは創造性が豊かで感性を揺さぶらせてくれるものだがその時、脳は何を感じていてどのような活動をしているのか？といったところから生きていく上で必要な考え方、子供の育て方など幅広い話になっていた。
副題の不確実性をいかに楽しむか？というのが大部分を占める答えにもなるのかもしれないが「今」「ここ」を生きるその感性は仏教にも通じる考えのような気がした。
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本書もくじ
第一章：いかにして山下洋輔は生まれたのか
第二章：即興力の磨き方
第三章：独創性の育て方
第四章：音楽は生命力の源泉である
第五章：人生の本質とは何か
第六章：勇気をもって生きるー即興の知とは何か
