池上彰の宗教がわかれば世界が見える/池上彰
2017/09/11
TVでおなじみの池上彰さん。世の中の大事なニュースをわかりやすく伝えたいと思っているジャーナリストですね!?
世界にはいくつもの宗教があり信仰する神によっていくつかの行動の制限があったり神そのものの定義が違ったりする。日本ではあまり一つの宗教に考え方を縛られる事がない人が多いがそれは逆に珍しいケース。それぞれの宗教の枠の中で個人個人の考えや行動がある。
その違いを見ると意外な共通点などもあってオモシロい。また無宗教と言われる日本は実は最も進んだ宗教のようにも思える。
宗教の話というより普段の生活での考え方を考えさせられる本。そもそも宗教というのは生き方を考える事だからそうなのかもしれない。
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本書もくじ
第一章:宗教で読み解く「日本と世界のこれから」~東日本大震災・ビンラディン殺害・中東革命
第二章:ほんとうに「葬式はいらない」のですか?vs.島田裕巳(宗教学者)
第三章:「南無阿弥陀仏」とはどんな意味ですか?vs.釈徹宗(浄土真宗本願寺派如来寺住職)
第四章:仏は「生・老・病・死」を救ってくれますか?vs.高橋卓志(臨済宗神宮寺住職)
第五章:「最後の審判」は来るのですか?vs.山形孝夫(宮城学院女子大学名誉教授)
第六章:日本の神様とはなんですか?vs.安蘇谷正彦(國學院大学前学長)
第七章:「コーラン」で中東情勢がみえますか?vs.飯塚正人(東京外国語大学教授)
第八章:「いい死に方」ってなんですか?vs.養老孟司(解剖学者)
おわりに 宗教は「よく死ぬ」ための予習