独立・起業での失敗が怖いですか?
あなたにとっての成功とは何ですか?
成功と失敗。仕事で成功したいと思う人が多い中、独立や起業により今よりも多くの収入を得たい、自らがトップに立ち指揮をとっていきたいと願うも失敗するのが怖いと思う人も多い。
一言に成功・失敗と言っても
会社を立ち上げて・・・
独立して自分のお店を・・・
といった、その人にとって人生をかけた大きな挑戦から
明日のプレゼンで・・・
面接で・・・
大きな契約を取りに・・・といった、たとえ大きな失敗をおかしても数か月もすれば笑い話にすらなるような出来事までたくさんあります。
成功者になりたい人のための哲学書といった自己啓発本の類での多くの教えは
「失敗を恐れるな!」
と簡単に書いてあります(笑)でも当人にとって恐れるなって言われたって。。。という気分です。本を読んで「はいっ!恐れません!」となれる程度ならはじめっから本を手にすることもないでしょう。
多くの自己啓発本にあるアドバイスとしての「失敗を恐れるな!」や「失敗は経験だ!」といった言葉は聞く側にとってはとても軽く受け取られがちですが実際に現実世界で成功している人、もしくはその本を書いている人は実際に自身も怖い失敗を乗り越える体験しています。
有名なエジソンの言葉があります。
私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。 ートーマス・エジソンー
超絶ポジティブ!
人は二通りの人生を同時に歩んで比較することはできません。1万回失敗した、、、どうしよう、、、と思いながら歩んだ人生①と1万回うまくいかない方法を発見した!と考えながら歩んだ人生②。
今歩んでいる人生に対してどのように向き合うか?が大切であることを凝縮した言葉のようにも思えます。
このエジソンのとらえ方を現実味ある大袈裟な例にして考えてみましょう。
多額の借金を背負ってお店を出してみたものの経営がうまくいかずに赤字続きで結果閉店することになった。この経験を、、、
「多額の借金を得る方法を知った」
「経営がうまくいかないときに色々なアイデアを出す方法を学んだ」
「お店をやっている間の人間関係、お客さんとの関係を学んだ」
「借金だけが残った生活も次への意欲の糧となった」
などと思うことができればそれは失敗ではない(辛いだろうけど)。数多く出ている成功本で言われている事は成功する道のりを書いているわけではなく考え方、起きている現実への向き合い方の変化をレクチャーしているわけです。
確かに起きている事は一つだけで良いも悪いもない(陰陽の考え)。起きている事実に対して自分が(自分の感情が)良い悪いを決めて感情を揺さぶっているのです。
・お金を借りた
・ある期間お店を経営した
・お店をやっている中で多くの人に出会った
・お店を閉めた
・返済しなければいけない残高がある
起っている現象、これは全て事実です。 お店が黒字でウハウハな毎日を送り、ある時点でお店を閉めていたとしてもこの事実と同じことが起きている可能性はあるわけです。
ここまで大袈裟でなくても日常にはたくさんの小さな挑戦があって失敗や成功を繰り返していると思います。自己啓発本によく書かれている事と同じことを書きますが、大事なのはやはりその前段階の「挑戦」をしたかどうか。
もちろん結果が自分にとって良いに越したことはなく誰も好き好んでで失敗をする人はいません。考え方の一つとして、人としての成長を結果におけば断然挑戦した方が良いでしょう。
この話を逆に考えれば失敗が怖くなって挑戦しづらくなった時、目先のゴールじゃなくて”人としての成長のための挑戦”と考えれば挑戦する・行動することに意味があって、その結果が失敗でも成功でも良いという事になります。
ど~せ無理、失敗したら恥ずかしい、失敗したらもったいない、、、
これはこの考え自体がもったいないですよ! 失敗しても誰も傷つけることはない。むしろ失敗を恐れる心が自分を傷つけてダメにしているのではないでしょうか?
『失敗とは、よりよい方法で再挑戦する良い機会である。』 - ヘンリー・フォード(フォードの創業者)-
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