「釈迦」の遺言/志村武
2017/09/03
題名からもあるように内容としては釈迦が語っていた会話の中から選抜されたもの。
大元は釈迦の「くもりなき一つの月」より選んだものを現代に照らし合わせた文言に代えたものとしている。
釈迦の話は真理をつくものであり凡人の日常ではあまり考えないような事も多いが知識としてあれば日常に当てはめる事はできる。
長い年月にわたって物理・化学・生物などの科学、環境、心理学、哲学、藝術などなどに分岐してきた学問は元は一つ。生活をしていく中で「人」を対象にするもの全てについて深く観察しいわゆる悟りを開いた釈迦であるからどのようなジャンルにでもあてはまるような真理を話しているのだろう。
心のリラクゼーションといえばかっこいいが特に現代における人間関係のもつれや精神的ストレスに良いヒントになる事がたくさん書かれている。
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本書もくじ
第一章:本質を見る
第二章:人間というもの
第三章:自己を磨く
第四章:「生きる」ということ