新しい「男」のルール/潮凪洋介
2017/09/04
副題がいかにも自由を勝ち取った成功者の男をイメージさせる。
「仕事するように遊び、遊ぶように仕事をする」、「仕事」と「遊び」の境界線がない生き方。
なんだかこれだけを聞くとバブルか!?っていいたくなる。
チャラい感じの題だが、実際に本を読み進めて行ってもこのスタイルは変わらない。
こういう口調と言うのは実際に良い事を言っていても信用が半減するのではないか?と個人的には思うがこれが著者のやり方なのだろうから仕方がない。
ざっくりとあまりにも枠にはめられた育てられ方が推奨されてきたばかりに、ろくに自分の意見もいえずさらに自分の自由も自分でしばりつけているような人間が多い。
これは社会が生み出した産物なのかもしれないが、動物として雌にモテるためにはやはり繁殖力が無いといけない。それはもちろん見た目もある程度は関係するが自己のポリシーを持ってアピールし引っ張っていけるオスとしての心の強さだ。
また本の中では「衝動」と言うキーワードを使っているがこれは人間が本来持つ現代人が忘れている「感性」をもっと大切にしようという意味ととらえる。
よくある成功本ではないが生きている自分の内面的成功を現実社会でこなしていく良いヒントはいくつかあると思った。
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本書もくじ
第一章:仕事と遊びの境界線をなくす働き方
第二章:お金の嗅覚を磨く男が勝ち残る
第三章:デカくなる男はアゲマンをつかまえる
第四章:突出する男はライフスタイルをデザインする
第五章:最短で夢をかなえる男の美学