人の心を操る催眠術「ブレイン・ハック」/中井英史
2017/09/10
催眠術というと一昔前までは怪しいパフォーマンスを見せるものといった印象が強かったが最近では心理学の一分野としてトラウマなどから解放する治療に用いられている。
著者は催眠術師という肩書と共に催眠心理療法士という肩書も併せている。
このように催眠術という名前からどうしてもテレビでのパフォーマンスを想像するが実際は普段の生活の中にも催眠術にかかったり(かかるという表現がふさわしくないかも知れない)とけたりしている。
なのである意味誰でも催眠術師になれる。まずは何を持って催眠術師という風に言うのか?どういう状態が催眠なのか?を理解する事で少なくとも怪しいという概念はなくなるのかと思う。
もちろん怪しくないからと言って人の心の奥底を左右する事なので中途半端な気持ちで使ってはいけない。相手がより心地よい生活になるまたは自分が心地よくなるという方向で自分にも利用できるのが良い所だ。
スポンサーリンク
本書もくじ
第一章:催眠術は、脳科学で解明されている心理学
第二章:徹底解剖!なぜ人は催眠術にかかるのか?【理論編】
第三章:催眠術は、誰でも100%習得できる技術【思考編】
第四章:悪用厳禁!催眠術のかけ方【実践編】
第五章:催眠術で自分を思い通りにデザインする方法
第六章:催眠術でコミュニケーションの達人になる方法