今いる環境は自らが作り上げている!

自分の環境

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  今現在自分の仕事状況、プライベートの生活状況全てにおいてうまくいっていると思いますか?それともイマイチだなぁ~って思いますか?  

 

自己啓発本を読んでいて現在なんらかの問題をかかえている読者に向けて「今ある状況は自分自身で作っている」そういう風に良く言われます。でもこれに対して、いや!周りの人の影響だってあるし環境の影響だってあるし決して自分自身で作っているんじゃない!と反論する人もいます。  

 

ずるい意見ですけどこれは両方ともアタリだと思います(^^;今ある環境は一つ。ただ、見ている視点が違うだけ。

 

  例えば商売をしていて物が売れなくなった時、円高のせいだ!景気が悪い!今日は雨だから!・・・たしかに環境はそうかもしれませんがそんな中でもしっかりと利益を上げている所もあるわけで、その状況の変化に対応できなかったことが原因かも知れないのです。状況が変化したらそれに合わせて販促の仕方、集客の仕方を変えるなどみんな工夫するのです。

 

 

    だって俺はこれで商売をしたいんだ!  そう、そこなんです。  

 

 

  これは極端な例であまり現実的ではないかもしれませんが、うまくいっていないと感じる裏には「自分はこうしたい」が必ずあるんです。つまり環境の変化や状況の変動に沿うように商売自体も変化させることなく自分のこだわりを貫いて行こう!そういう基準を作っているから現実の結果とずれることでストレスになる。でも自分が”このようなこだわりを持っている”という事には自分自身は気づいていないんですね。

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もちろんラーメン屋をやりたくてお店を開きました!でも夏はかき氷が流行ってるからかき氷屋に・・・そこまで流れに身を任せろという話ではありません。たとえここまで極端な例でもきちんと儲けにつなげているお店はあります。間借り店舗というのもあって夜は飲み屋だけれどもランチタイムは別のお店にテナントを貸してカレー屋になったりしています。これは両者にとってウィンウィンですね。

 

  自分がこうしたい!という基準にどれだけ周辺の人達、環境とに影響があるのでしょうか?自分がこうしたい!という部分は、ほぼ意識に上っていない状態(私はこうしたいと思っていると考えはしないですね)。人の脳の中は意外と変化に弱いものです。毎日繰り返しているルーチン作業についてはこれが効率的なのか?そうでないのか?考えることなく続けています。いつの間にか環境は変わっていて昔ながらのルーチン作業は無駄な作業でしかなくなっているのにそれをあらためて考えるきっかけも得られずに時が過ぎてしまう。

 

 

  皆さんの仕事場でも本当にこの作業、仕事を進めていく上で必要かな?という業務ありませんか?きっと上司に聞いても「前からやってるから」という返事が返ってきそうなやつです。何も考えずに自分もその作業を続けていると無意識に無駄な作業をやることに慣れていってしまいます。後々時間が足りなくなったとしても。  

 

少し仕事から離れて考えてみましょう。プライベートの生活のなかで車で旅行に出かける予定ができたとしましょう。その土地の旅雑誌を読んでネットで観光スポット調べてどの順番で廻ったら効率的にたくさんまわれるか?なんてスケジュールを組みます。  

 

しかしいざ当日調べておいた博物館に〇〇を観るためにでかけたのに入口には「今日は急遽工事作業があるため入場できません!」と張り紙が貼られていたとします。   そんな事態に陥った時皆さんはどちらのタイプですか?

 

・あぁ~せっかく計画していたのにこの旅行は台無しだ!と思い途端にブルーになりなんだか雰囲気も悪くなる。次への移動も黙り込んじゃったりして・・・

・あら残念っ!じゃぁ~別の観光地を探すドライブに来たことにしよう!時間に余裕が出来たらからお茶でもしていこうか!  

 

この二つ、起きている事態自体(シャレ?)は変わらない。二つの違いは自分の考え方だけでありこだわりを持つか持たないかで今回の場合は旅行の質が随分と変わってしまいます。   より柔軟な考えで物事を判断でき、行動できるようになればストレスも減るでしょう。言うのは簡単なんですが実際にやるのは難しいものですよね。  

 

すべてが自分のせいで今の環境ができているわけじゃないっていう意見も分からなくもないのですが、今回の旅の例のように考え方ひとつで「良くない旅」から「いろいろあった楽しい旅」と考えることが出来ます。  

 

もっともっと長期のスパンで考えた時、そのネガティブな環境に自分から陥っている(何かあると悪く考えてしまう思考癖がある)と周りのお付き合いしている方たちもあの人と一緒にいるとつまらないという感情を持つ可能性があります。つまらない人という認識をされたら次にお誘いを受ける機会が減るのではないでしょうか。

 

つまり、人間関係ではまわりまわって自分のところに返ってきているというのはあるような気がします。   よく言われるのは人の悪口を言っていると何倍にもなって自分に返るという話があります。もちろんこの話が本当なのかどうか?はわかりません(科学的根拠は示せないでしょう)。

 

確かに自分の傍にいつも誰かの悪口を言っている人がいたとしたら、自分がいない時はきっと自分の事も言われてるのではないか?と思います。となるとそのことをまた別の誰かに「私も悪く言われてるんじゃないのかなぁ?」と相談し、その友達も「実はさぁ~私もそう思ってるんだよね。あの子ってさ・・・」なんて結局最初に悪口を言っていた人の悪口になるみたいな。  

 

だから人を心地よく思わせない言動・行動をする人は故意でも、(残念ながら)不意であっても慎むべきです。徐々にに人が離れていきますよね。  

 

飲食店を例にします。お店側はお客さんに対して不快な思いをさせる事があってはいけませんが行っているサービスが相手に良く思われたか?悪く思われたか?その日のあいさつや口コミならすぐに分かりますけれど、お店の実力として次の来店に繋がるか?とか、別の誰かを連れてきてくれるか?など長期スパンでの結果が出てくるのには時間がかかります。

 

今自分たちがやっているサービスが相手にとって心地よいか悪いか?使い勝手が良いのか悪いのか?飲食店は単にお料理を出すだけではなく人と人(店員とお客さん)との人間関係が評価される場でもあります。人と人との交流でお店のおもてなしがリピーター増や新規客増などとして自分に返ってくる良い例だと思います。

 

あるお店がとてもおいしい料理を出していても店員の態度が悪ければ居心地が悪くて次の選択肢から外しませんか?  

 

こうなってくると来る相手、来る相手にいい顔をして結局自分が何をやりたいのかわからなくなっちゃう人が出てきます。決して八方美人になれという事ではないし、それは返って逆効果。つかめない人、良くわからない人というレッテルを貼られ返って人づきあいが難しくなります。

 

仕事においてもプライベートでも自分の信念がある事が大事。その信念を持ったうえで、人との付き合いは正直に思いやりを持ってしていればそれだけで良いと思います。    

 

世の中自分の思い通りにいかない事がほとんどです。なんで思い通りにいかないんだ?と思ったら少し肩の力を抜いて自分の信念と周りを眺めてみましょう。今ある環境が自分の考え方によって作り上げられた結果なんだという事に気づけば変えることができるのです。    

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