知的好奇心~小人の読書~

自己啓発、ビジネス、政治・経済などなど社会人として興味を持って知識を蓄えられるような本のひと言感想と目次を記していきます。 小人が特に興味をもつ医療に関しては西洋・東洋・代替医療からスピリチュアルな領域まで幅広く読んでいます。 自己啓発系は思ってもないヒントにたくさん出会い仕事でも生活でも新しい気付きをあたえてくれます。 一個人の意見ではありますがご自身の専門分野、それ以外の分野と幅広い知識が時に役立つ事がありますので、読んでみたい本を探すきっかけになればと思います♪

【自己啓発】

TQ心の安らぎを発見する時間管理の探求【ハイラム・W・スミス】

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自己啓発本の中で〇本の指に入ると言っていいくらい有名な著。成功の9ステップのジェームススキナーが訳として参加している。世界を代表するような多くの起業が参考にしており賞賛の辞がつづられている。

タイトルから時間管理のためのノウハウ本と言う印象があるが、もっと根本的な人の思考へのアプローチが説かれている。確かに結果としてより有意義に時間を使うため、無駄な時間を省くためといった行動に参考になるが、そもそも有意義に時間を使えていないのは?無駄な時間を割いてしまうのは?自らの思考がもつ一種の先入観を払しょくしていく作業が必要であると説明している。

本書を読み進めていくと心に刺さるフレーズが何度も出てくる。
「心の安らぎを得る秘訣は私たちの価値観において最も大切なものは何か?をまず知ることから始まる」
「優先順位の入れ替えをコントロールせよ!」
「他人の目は私たちを破滅へと追いやる目。私以外が盲目なら上等な服も豪華な家も高級な家具も欲しいとは思わないだろう」
「物事を成し遂げる正しい方法は一つではなく複数ある」
「偉大な指導者は全て教師である」

一つの自己啓発本として読み進めるのももちろん良いが、私は自分が気になったフレーズをメモしその内容について書いてあるページを併せてメモしておきいつでも見返すことができるようにして見た。

目次

序章:なぜこの本を読まなければならないのか
【第Ⅰ部あなたは「時間」をコントロールできる】
第一章:「時間」を奪還する
    第一の法則:「時間」をコントロールする事により「人生」をコントロールする
第二章:「価値観」を発見する
    第二の法則:価値観が自己実現の土台である
第三章:「心の安らぎ」を体験する
    第三の法則:日々の行動が価値観を反映しているとき、「心の安らぎ」を経験する
第四章:「安心領域」から脱出する
    第四の法則:有意義な目標は「安心領域(快楽と怠惰の習慣)」を出る事によって達成される
第五章:「計画的行動」を実行する
    第五の法則:毎日の計画は集中力を高め、時間の有効活用を可能にする
【第Ⅱ部あなたは「行動」をコントロールできる】
第六章:「行動と気持ち」を合致させる
    第六の法則:行動とは自分の本当の想いを反映したものである
第七章:「現実とニーズ」を検証する
    第七の法則:想いが現実に即しているとき、自分のニーズが満たされる
第八章:「誤り」を修正する
    第八の法則:間違った想いを改めることにより、否定的な行動は乗り越えられる
【第Ⅲ部あなたは「人生」をコントロールできる】
第九章:「自尊心」を確認する
    第九の法則:本当の自尊心とは自分の中から生まれてくるものである
第十章:「奉仕の精神」を抱く
    第十の法則:多くを与えれば多くを得られる
終章:究極の「心の安らぎ」に向かうために
ハイラム・スミスの「成功を約束する10の法則」

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