社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった/香取貴信
2017/09/03
サービス業に携わる人であれば必ずでてくるであろうディズニーランドのサービス。
本書では高校時代バイトとして入ったディズニーランドでの経験が書かれている。
まぁ内容的にはたとえ高校生のアルバイトとはいえもうちょっと常識があっても良いのでは?と思う経験談ではあるが、その辺は著者が分かりやすくディズニーランドでのサービス・教育のしくみを教えるという意味で謙虚になっているのかもしれない。
ディズニーランドといえばサービスが有名だがそのサービスを行うために大勢の「ヒト」がどのように教育され、働く人というだけでなく人間そのものをしっかりと成長させていく会社の中の教育システムが素晴らしい。
この手の経験はやはり「知る」だけでなく「体験」しないとなかなか身につかないものと思うが人をお客さんとして迎えるサービス業ならどんな人にでも、またサービス業だけに限らず社会で働いていく間は必ず人と接し人と仕事を共にしている以上大切な事がたくさんありその一部が著者の経験から読み取れる。
是非どんな方にも生活の上での心が一回り大きくなれるチャンスとなる本なので読んでもらいたい。
スポンサーリンク
本書もくじ
第一章:「働く」って、こういうことなんだ
第二章:「教える」って、どういうことなんだろう
第三章:「本当のサービス」って、なんだろう
第四章:テーマパークはいろいろなことを教えてくれる