リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと/林田正光
2017/09/04
ホテル業界はサービス業の王様と呼ばれるところ。確かにお客としてはその日一日もしくはとある期間そこで生活をするわけで朝から晩までおもてなしを受ける場所だ。
著者は大阪太閤園で支配人を務めリッツカールトンの営業統括支配人、コンサルタント会社を立ち上げたのち現在京都全日空ホテル社長。
リッツカールトンで有名なクレドの作り方、その組織への浸透の難しさ、それを乗り越えて出来上がった最高のサービスについて自らの経験を元に書かれている。
また、これはサービス業に限った事ではなく「人と人」がつくりあげている組織(ある意味全ての社会活動)に通ずるものでこのホテルサービスの考えを活かしてもらいたいという思いが読み取れる。
会社などでリーダーの役割を持っている人のみならず新人をはじめとするプレーヤーにとってもとても意味のある内容だし一回り大きな自分に近づけると思う。
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本書もくじ
第一章:ゲストが感動するホテル、ザ・リッツ・カールトンで学んだこと
第二章:なぜリッツ・マンはお客様の心をつかめるのか
第三章:心くばりのできる組織のつくり方
第四章:リッツ・マンに負けない魅力ある自分をつくる
第五章:ホテルマン流・人脈構築術
第六章:リーダーシップと目標があなたを魅力的にしてくれる