究極のテクニカル分析/黒岩泰
2017/05/07
窓・ひげ理論が有名な黒岩氏ですね。
良く使われているテクニカル指標から少しマニアックな指標まで一通りの説明をしながら有効性やチャートパターンによって使い分ける指標などの説明がなされている。
株価の予想には多くの人がそれぞれの理論をもっており売り買いのタイミングについて書を出したりしている。
いくつかの手法について本を読んでいるが世の中でどの程度の人がどの割合でそれらの手法を使っているのかはわからなく逆に言えばどの手法にも”絶対”はないんだと思う。
結局いろいろな本を読んで様々な手法を学んではいくものの最終的にはそれらを総合して「自分のやり方」をつくって投資をする。だからまた新しい手法が生まれるの繰り返しのようにも思える。
こちらの窓・ひげ理論は歴史もそこそこありこれから自分で株式投資をはじめようと思っている方にも一度は目を通しておいて良いのではないかと思う理論。
辞書的な使い方も良いかも知れない。
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本書もくじ
序章:テクニカル分析の役割
【第一部】
第一章:「出来高」こそがチャート分析の基本
第二章:株価はニュートンの法則に支配されている
第三章:相場の天井、そこいれのタイミングをつかむ
第四章:3点パワーの相場見通し万能分析法
第五章:「ストップ高の法則」と「窓・ひげ理論」を融合する
【第二部】
第一章:株価はどんな理論をベースに決まっていくのか
第二章:企業業績はどう株価に織り込まれるか
第三章:銘柄の組み合わせによって収益は大きく変わる
【第三部】
第一章:テクニカル指標をどうとらえるか
第二章:代表的な指標の信頼度をズバリ採点