それ、科学的に証明されてる?(3)【霊】

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科学的証明【霊】

科学の枠の範囲内でわからないものというのはたくさんあります。中でも怪しい!って思われるものの代表が「霊」についてではないでしょうか?客観的な判断ができない代表のような存在ですね。

 

moromoroは霊を見たこともその声を聞いたこともないので体験として話せることはないのですが、

「霊を見たことがあるという人がいる」のは事実です(本当に見えているのか?はわかりませんけど)。だって本人が見たと言ってるんですから。

 

霊の存在に対しては意見は分かれるのでしょうけど結局誰もが納得いく形での答えは出ていないというのが答えでしょうか。霊の存在について語る時「わからないから怪しい」と思って離れる人もいれば、「わからないなら知りたい!」と思う人もいることでしょう。

 

科学の世界でも本気で霊について研究している人達はいます。でもどんなに本気で研究していても「怪しい人達」という印象がぬぐえないのが残念です。わからない事を押し付ける人は嫌いですが、皆に分かるようにしようとする努力には賛成です。その研究の結果、科学的に説明できるようになったなら少し霊への見方が変わりませんか?

 

筆者は、わからないものにはとりあえず首を突っ込んでみたいタイプなので、霊についてどういう経緯の人がどういう考え方を持っているのか?どういう見方をしているのか?に興味があり本を読んだり、怪しい?研究会などの発表を聞きに行ったりもしました。自分自身も今の「科学が一般的」の教育の中で育っているのでどちらかというと現在確立されている科学の枠の範囲内で物事を考える癖がありますので、トンでもでたらめに感じる情報がほとんどでしたけれど(笑)

 

科学側からのアプローチとして理論物理では、計算式で霊という存在を解いてみたり、大脳生理学・心理学といった方面からは脳内で起きている処理(誤作動であったり)が霊の存在を認識していると仮説をたててみたりと様々な挑戦が行われています。

 

また学問としてはどういう分野になるのかわかりませんが、いわゆる精神世界に通じる人達からは「霊」というものはエネルギー体(ここで言うエネルギーとは物理エネルギーとして定義できないものです)というあまり聞きなれない言葉で表現されたりします。この見える(?)人達からすれば日々使っている言葉であっても、一般的な人に通じる共通の言葉がない(=客観的証明がない)所が怪しさを感じさせるのかなぁと思います。

 

もう一つ「科学的に証明できないモノ」が怪しいと思われる原因の一つが、偏った考え方を信じ込んでしまいそれを押し付けようとする人が少なからずいるというところかと思います。本人にとっては自分の体感だからリアリティもあり全くを持ってアリな話でしょうけれどそれを他人へ押し付けようとすれば反発を食らいます。このような小さなコミュニケーションから「わからない物を押し付けられた=怪しい」という経験を持ってしまうということです。

 

先の脳内で起きている誤作動仮説を用いれば本人にとっては脳内での情報処理の誤作動であったとしても、それは自分にとって100%の体験であり、情報処理がまともに稼働している人にとって見れば理解しがたい事柄と受け取られるわけです。

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宗教とお寺

さらにもう一つ。霊といえば宗教。宗教について話そうとするとすぐ怪しいと思う方も多くいると思いますが、日本には大きな宗教である仏教の施設「お寺」が各地にあります。お寺って宗教活動の場ではありますが怪しいと感じますか?

 

一年に一度だけ年末・年始のお寺には多くの人が押し寄せます。そこに関しては誰も怪しいと思わないんです。お寺にお賽銭して手まであわせてお辞儀して。そして除夜の鐘を聞いて風情があるなんて思ったりするわけです。これは不思議ですよね?

 

宗教という言葉がどこからどこまでを指しているのかわからないですが、歴史的に宗教活動の場であった建造物に関しては観光で訪れるほど怪しさは一切ありません。

 

でももしこれが「もろもろ教」(もちろん存在しません)の施設に出向くとなったら途端に怪しいわけです。もちろん歴史もなく教祖?も生きてる、何しているかわからない(お寺についても普段何しているのか詳しく知っている人は少ないかもしれませんが)。

 

残念ながらこんなふざけた例でなく真面目にやっている宗教ですらそのように怪しく思われる所はあるんだと思います。この差は何なんでしょう?歴史の長さ?お寺を持っているか否か?

新興宗教(比較的歴史の浅い宗教)は悪いニュースで知ることが多いというのもあるでしょう。

 

知識があってみんながやってる、多くの人が知っていて行動している事に関しては怪しいという疑いを持たないものです。初詣はもはや単なるイベントであって仏教施設、神の社へ向かってはいますが怪しさは一切ありません。

 

霊をたとえにした多くの人にとって馴染みのない分野については、ある程度の知識があった方が「良いか悪いか?」判断をするのには良いのではないかと思っています。(だからこんな記事を書いているわけです)知った上でどのような考え方を選ぶかは人の自由です。

 

霊に関していろいろな考えや研究があるとはいえ、未だはっきりと一般化できる答えはないので、見えない事も宗教も理解がある人とない人が混在している社会にいるという事を認識したうえで人とコミュニケーションをとることが大事だと思っています。人によっては話も聞きたくないという人もいますから。

なぜ怪しいものに興味を持つのか・・・moromoroは怪しいかな・・・

 

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