仲良しこよし倶楽部

仲良しこよし倶楽部

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自己啓発という分野のブログでこのタイトルをみるとな~んとなく何を話そうとしているかだいたいわかっちゃいますね!?

 

そうです!部活や仕事で先輩に「お前らっ!仲良しクラブじゃねぇんだからしっかりやれっ!」って一度くらい言われたことある人も多いんじゃないですか?(昭和な人は特に)自分自身が言われていないくても周りで言われている人がいたりとか。

 

これは単純に仕事上仲間たちと「仲良くやれている」という良い意味ではなく仕事として、組織として機能しなければならないところで、まるでお友達と遊んでいるかのような自分たちの居心地の良いようにやっているグループを皮肉った言い方ですね。

 

仲良しこよし倶楽部現象は、仕事場を例にとるとリーダー不在、もしくはリーダーの役割をする人がリーダーとしての役割を果たせていない時に起こる現象です。その場全体を統率しきれていないんですね。謙虚を重んじる日本人の文化がこのような結果を生み出しやすくしているのでしょうか?

 

少し極端な考えではありますが、「私はみなさんの意見を尊重して・・・」なんてあたかも組織内は同列であり自分は偉いわけではないんだという、組織を統率していくという意味では誤った意見をしているリーダーがいますが、組織内の人(会社では従業員たち)それぞれの意見を尊重していたらバラバラになるだけです。

 

しかもこの手のリーダーは、そういう皆さんのためを思っていっているんだ!という事を言っておきながら自分の思うようにいかないと嫌がります(苦笑)皆さんのために!あなたのためを思って!という発言をしている人、だいたい自分のためです。

 

つまりこれだけ”私は”皆さんの事を考えているすごい人間なんですよ!ということを認めてもらいたいだけ。本当に皆さんのためを思うリーダーであれば皆さんの意見をしっかりと聞き、取りまとめたうえで最善策を示すはずです。

 

そんなリーダーには甘えがあるんだと思います。実際みんなでわいわいと仲良くやっていれば責任の所在も不確定でありリーダーとして責任を負っている自覚もなく、何も考えずに過ごしていく(=楽)事が出来るからです。全く意識をしていないのか?分かっていたとしても責任を取る勇気がないわけです。

 

それって、社会人的には職務放棄ですけどね(苦笑)

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確かにみんなで仲良くやっているのは気持ちがいいですし気分が楽、

何より楽しい~~!!

でもそれでは組織としての活動は何も事が進みません。プライベートな遊びであるなら全然いいんですけどね、何かをしようと集まっている(会社は利益を追求する場であってそのために従業員は労働を提供しているのですから)のにお互いに歩合が悪い所、危ない所は傷口舐めあってまぁまぁ、と平衡をとるみたいな。

 

何かトラブルや危険な出来事があっても、あぁ~危なかった~良かった良かった~~~。。。と。



その出来事が偶然問題なく過ぎただけで、リーダーまで一緒になって安心していてはだめですし、そんなリーダーのもとで働く人たちは不安です。

 

部下同士が仲良し倶楽部になっちゃってたらリーダーである上司がきちんと注意するなりあるべき方向に進むように促してあげたりすればよいですが、上司が一緒になって仲良しこよししちゃったらもう大変!お祭り騒ぎです。

 

近年若者の性格というか行動力に対して、肉食系から草食系になっていると言われていますが、まだまだ年功序列的な社会から抜け出せていない日本社会では、仕事上で責任をとる度胸がない人でも、そんなの最初からやりたいなんて思っていない人でも時間の流れと共にいつの間にか責任取る立場になって気が付けばリーダーになっちゃった。。。ということはいくらでもある事です。

 

リーダーとしての素質、能力は関係なく、人材が足りないから、社歴が長いからなどの理由でリーダーになってしまう。そしてそんな中で生まれたリーダーの結末は・・・

 

 

部下や後輩に嫌われたくない!みんなから良く思われたい!だからみんなで仲良く役割分担(^O^)/イエェ~~イ!

 

ってなっちゃうんですよね~。

 

会社の仕事であっても部活のようなものであっても、何らかの目的を持ってその目的に向かって組織として活動をする時、リーダーによる指示がなければ、その組織を構成している多くの人が良いと思った方向に向かいます。たとえそれが会社にとって良くない方向だったとしても。

 

同じお金を貰うのであれば楽な方が良いと考えるのは人間だれしも同じです。その組織の中に数人きちんとした考えをもってやっていこう!としてもその他大勢が同意しなければ楽な方に流れるものです。

 

 

このようにはっきりとしたリーダーの居ないグループ、組織はきちんと誘導してくれる人が現れない限りはいつまでも同じ場所でゆらゆらとしていることでしょう。自分の周りがこんな状態だった時、自分がどの立場で何をしたら良いのか?考えて、行動できる人間でありたいものです。

 

この記事を読んでいる方が経営者もしくは管理職などリーダーとならなければいけない立場の方であれば、きちんと部下に対してあるべき方向へ行動していけるよう筋道を立て適切な指示を与えるように心がけてください。

 

残念ながら仲良しこよしリーダーのもとで働く従業員であれば先ずはリーダーにしっかりしてもらうよう促す、変わりそうになければその上の上司に相談する(組織によってはかなり勇気がいる事かも知れません)、それでも改善が見られないようであれば他に働く場所を見つけましょう。仲良しこよしリーダーのもとに長い事いてもあなたは何も成長しませんし、この考えができるのであれば他の職場で能力を発揮できるチャンスが既にあります。

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