知っている事とできる事

あたまでっかち

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知識がある⇒あることについて知っているという事、と実際に行動できているという事は全く違います。  

 

このサイトもまさにそう。いろいろと読んできた自己啓発本や学んできたこと、経験したことを元に書いていますが、moromoro自身がこれらすべてをやれているわけではありません。なんなら知識として知っていることを記事として書いた後に忘れている事すらあります(悲)

 

  勉強したこと、頭のなかにあることってやはりできる気、やれている気になりますよね!?

 

moromoroがお店を経営する時、いろいろな飲食店経営に関する書籍とかビジネスマーケティングなんていうビジネス書を読みあさって詰め込むだけの知識を詰め込んでもう知らない事はない!と勢いよく開店しました。   確かに大枠的には本で学んできたような流れで事は進むしトラブルが起きた時も大方の流れの中での対処は本に書いてある通り。

 

そしてさらにセミナーなんかに行ったり同業の人達の話を聞いたりするとより現実味があって様々な事ができるような気になってくる。あぁ~こういう時はこうやって対応してるんだ!!もう発注から在庫管理、集客、運営まですべてが順調!!・・・頭の中ではね。  

 

がしかし現実は・・・

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ですよね(^^;   

 

やはり経験に勝るものはないんだなぁ~って実感しました。もちろんやってみなきゃわからんのだからって何も勉強せずに挑戦するのも極端な話ですが、少しずつ少しずつ経験を積んで勉強もして考えて修正してと積み重ねていく事が「ホンモノ」になれる唯一の道な気がします。

 

知識と経験が一緒になって初めてその人の実力になるんじゃないかなぁ~と。 組織の中ではこれがいわゆる「現場を知る」という力なんでしょう。そのグループの頭になる人が現場の状況を知識としてではなく経験として知っている(体験している)という事が紙の上での勉強だけで知っている事とどれほど差が出るのか。これは本当に大きな事だと思います。

 

まぁかといって超大企業の社長が全ての部署の経験を積めるかといったらそりゃぁ~話は別ですけどね。こういう話をするとそんな返しが来たりするので小ネタ的に(笑)

 

現場を知らないリーダーでももちろんうまい事やりくりできる人はたくさんいると思います。現場の情報を上手に知り得て的確な指示ができている立派な人たちもたくさんいます。だから「必ず」現場を知って経験しなければいけないという事ではないんです。 ここも他の記事とつながるところですがやはりいかに周りの人の考え、気持ち、行動を理解し把握して(リーダーが)私は皆さんの状況を分かっていいますよ!という事を部下に伝えて仕事ができるか?っていうところなんだと思います。

 

結局現場を知っているという経験は知らず知らずのうちに体がそれを覚えていて頭でこうしたら次は・・・と考えなくても計画や指示に落とし込めているんです。見えないけれど大事なパーツがそこかしこに転がっていて経験というのはそのたくさんのパーツを獲得していて必要時に何が足りなか?把握でき、良い結果になりうるという事です。

 

リーダーが現場を知らなかった事が原因で起こる現場の人間からの反発は、「現場を理解してもらえていない」という気持ちの現れなんだと。そうなると知識だけで頭でっかちだ!って現場からは非難されちゃうわけです。

 

もしもそこに現場経験がある人ならば、これは現場の人にとってつらい事かも知れない、でも今会社が求めているものにこれが必要だから・・・などと理解を得られる説明や指示ができるのではないでしょうか?

 

この話はテレビで公共事業の計画をはじめ事業の検討などに関して学者と実務者との討論が繰り広げられている事も同じ構図に思えます。普段は地位高き学者さんですが、このときばかりは「学者頭」とあたまでっかちであると悪く言われますね!?

 

学者さんはその筋のスペシャリストであり莫大な量の知識を持っています。ただ、実際に事業として活動し始めた時シナリオ通りにいかない事というのは多々あるわけです。知識上の計算と実際に活動している現場とに誤差が出てきます。そこに現場での経験による感覚がないとなぜ?それがうまくいかないのか説明されても腑に落ちないのです。

 

なぜ?知識上の計算通りいかずに誤差が出るのか?これは活動自体、人がやってるからじゃないでしょうか?

 

コンピューターであれば指示通り動きますが多くの人が集まって一つの事をするときは全員がきっちり指示通り動くというふうにはいきません。そこで働く人たちの気持ちややる気、色々な事を理解していかないと曖昧な部分の誤差は把握できないのです。

 

ちなみに学者さんを馬鹿にしているわけではありません。その道を研究していくには大切な役割を持っている方々です。多くの知識、データで持って分析し実務担当者が実行し参考にするのにとても助けになるのです。

 

知識を深める事と実務上不具合が出ないように上手に運営する事、向かっている先が違うので畑違いな仕事をするとせっかくの能力も力を発揮できない場合があるという意味です。餅は餅屋です。

 

現在就業中の仕事にしろ、副業にしろ知っているだけでは学者になってしまいます。特に副業に関しては自分の労力を利益に変えなければなりません。副業して稼ぐお勉強だけでなく少しずつでも始めてみましょう。ビジネスに100点はないのでどれだけ勉強しても満点を取る日は来ません。

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