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仏教

釈迦誕生

2017/11/12

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天上天下唯我独尊

一般に釈迦とか仏陀と呼ばれている人の本名は(姓)ゴータマ(名)シッダールタ さん。

 

この方、古代インドに存在したシャカ族という部族の王子様だったことから転じて『シャカ』といえばゴータマ・シッダールタさんを指す。このシャカ族が居住していた地域から釈迦はアーリア人という説が仏教文献によると優勢だが、シャカ族はアーリア人(狩猟民族系で麦が主食)とはちがう農耕民族系ではないか?という説がある。今の所人種については謎のままのようです。

 

『仏陀=ブッダ』というのは「悟った人」「目覚めた人」を指す尊称なので多くの仏陀が存在するが、ほぼゴータマ・シッダールタさんの事を指して使われる。よく、成仏しますように。。。と言いますがこれは仏陀となる(悟りを得る)事を意味しています。

 

この他にも、ゴータマ・シッダールタさんが苦行者であった時には釈迦牟尼(しゃかむに:釈迦族の聖者)と呼ばれ、成道後(悟りを開いた後)は釈迦牟尼世尊⇒省略して⇒釈尊(しゃかむにせそん、しゃくそん)と呼ばれた。

 

釈迦は人間界に生をうける以前に気の遠くなるような長い輪廻転生をし、様々な生にて修行をしたのちゴータマ・シッダールタとして人間の世界に入ったとされている。

 

世の救世主的な存在は非現実的な誕生秘話や神秘的な物語が存在する事が多く、釈迦誕生に際してもお母さんにあたるマーヤーの右脇腹から出生したとされる話が一般的。これはインドにおいて右半身が清浄とする伝統的な観念として続いている。

 

そして誕生と同時に七歩踏み出し、現代にも残る有名な一言を発する。

 

『天上天下唯我独尊』

 

天の上にも天の下にも(=宇宙全部)唯一我独りを尊ぶ。この世界で自分自身の存在に代わるものはない。だからこの命のまま、ただただ尊い。

 

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仏陀伝の中には荒唐無稽と思われる出来事も多くあるがこれはインド伝統の神話を仏教が取り込んだとされるものもある。人としての仏陀だけでなくインドの思想の流れも見て取れる。

インドでは古代神話や民間伝承を組み込みながら釈迦はあくまでも象徴に過ぎないのではないか?という説を唱えた仏陀伝研究が発表され、その当時大きな話題となったが釈迦の遺骨やアショーカ王(マウリヤ朝の王)の碑が発見され完全否定されるに至った。

 

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